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ある日突然、ひきつけ(痙攣、発作)を起こしたうちの犬。てんかんじゃないと信じつつ、治療や薬の代わりに栄養(手作りごはん、トッピング、ドッグフード併用)で症状を出ないようにするぞ~! ドッグフードランキング(左下)も、ぜひご協力お願いしますm(_ _)m
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てんかんの治療に使用される薬
2013年11月14日 (木) | 編集 |





てんかんの治療に使用される薬

兵庫県尼崎市で
あい動物病院の院長として腕をふるわれる、
池上裕先生の記事がとても参考になりますので
転載させていただきます。

     てんかんなんかじゃないぞっ!


てんかんの治療に使用される薬


フェノバルビタール

現在てんかんの治療薬として、もっともよく使用されている薬は、フェノバルビタールです。

この薬は、良く効く反面、肝障害、過食、ふらつき、嗜眠などの副作用を持ち、特に長期にわたる治療においては、肝障害が深刻な問題になります。

フェノバルビタールを与える量が少なければ副作用がでる可能性は低くなりますが、当然効果も落ちてしまいます。

そこで最近注目されているのが、臭化カリウムです。



臭化カリウム

臭化カリウムは人間のてんかん治療薬として、100年以上も前から使用されてきた薬です。

しかし、人間の方ではあまり効果が出ないということで、すっかり使われなくなり、製造も中止されるようになってきました。

そのような臭化カリウムですが、実は犬に対しては非常に良い効果をもたらしてくれることが、明らかになりました。

それは、フェノバルビタールと併用すると、フェノバルビタールの使用量をうんと減らすことができるので、その副作用を押さえることができるのです。

さらに、軽い症状であれば、臭化カリウム単独でも、発作を押さえることができるので、その利用価値はますます広がっています。

しかし、中には臭化カリウム、フェノバルビタールを併用しても、さらには、ジアゼパムという薬を使用しても、発作がとまらない、難治性のてんかんというものがあります。

難治性のてんかん発作は現在のところ、その治療法が確立されておらず、多くの場合に発作の重積から命を落とすか、薬の副作用で肝不全に陥り亡くなってしまいます。



プリミドン(マイソリン)

フェノバルビタールと同じグループの薬です。

体内に入ってから代謝されてフェノバルビタールに変わります。作用も副作用もフェノバルビタールと同じです。



フェニトイン

臭化カリウムが取り上げられる前に、一時期注目された時期がありますが、私個人の考えでは、あまり良い効果が期待できません。

副作用は、フェノバルビタールと同じくらいと考えられます。



ジアゼパム(ニトラゼパム、クロナゼパムも同じです)

発作の薬の中でも、比較的重要な役割を果たす薬です。
とは言っても、持続的な管理に使う薬ではなく、短時間のうちに効果を表し、短時間のうちに体内から排出される薬です。
従って、今、発作が起こっているというときに、とても役に立つ薬ですが、翌日には効果が切れています。てんかんのあるワンちゃんを管理する上では、いざという時のために、頓服として手元に置いておきたい薬です。



一般的にはてんかんの治療に使われていない薬 



マグネシウム剤

私共の病院では、てんかんの症例に対し、マグネシウム剤を使用しています。
マグネシウム剤は、もともと鎮痙剤として使用され、いわゆるテタニー症状の治療薬として使われてきました。
また、下剤としてもよく使用されている薬で、特に目立った副作用は有りません。
その薬を、てんかんの治療に加える事によって、驚く程その症状が改善され、それまでの薬が良く効くようになる事がしばしばあります。
場合によっては、マグネシウム剤だけの使用で発作がなくなり、他の薬を使わずに治っていくこともあります。



EPA(エイコサペンタエン酸)製剤

EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、かねてから頭が良くなる脂肪酸として注目されています。
このEPA製剤をてんかん発作の治療薬として使用すると、他の薬の使用量を減らすことができる事があります。
中には、発作がとまることもあります。
マグネシウムもEPAも、栄養成分ですから、研究が進めば、低血糖やビタミンB1不足、低カルシウムのテタニーなどのように、てんかん発作の原因の一つに分類されるかも知れませんが、今はまだ、原因不明の特発性てんかんとして治療をします。



最後に・・・ 

これまで書いてきたような内容は、おそらく今まで治療を受けてきて、聞いたことも、あるいは考えたことも無かったのではないでしょうか?

フードさえ与えていれば健康でいられると、盲目的に信じていたかもしれませんが、その結果として今の状態があるのだとは思いませんか?
とすれば、今のままを続ければ、今の状態からは抜けられません。

はなからワンちゃんが病気であるとは決め付けずに、もしかするとフードのせいで調子が悪くなったのではないかと疑ってみてはいかがでしょうか。


HPはこちらですhttp://www.k5.dion.ne.jp/~ai.a.hsp/index.htm

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